★高齢者の仏教 「釈迦の仏教」を学ぶ
・釈迦が開いた仏教の起源は古く、その歴史は長い。
・2500年以上も昔、古代のインドの片隅で、釈迦が悟りを得て5人の仲間に悟りの説法をされたときが、仏教の始まりです。
・その悟りの教えは、インドからチベット、中国、モンゴル、朝鮮、日本に伝播し、さらにスリランカ、ビルマ、タイその他の南アジアに伝播した。
・そのため釈迦の教えは、広くアジア人の思想形成に大きな影響を与えたことは間違いがありません。
・釈迦の死後、仏教教団に内紛が起こり分裂がはじまる。
・仏教教団には様々な学派が生まれ、大乗仏教と小乗仏教が今日残っています。
・釈迦の教えには、大乗仏教や小乗仏教という区別があったわけではない。
・釈迦の教えは、一本の流れがあって、その流れが下っていくうちに、教えを信仰するものの立場により教えの受け取り方が異なり、それぞれのグループができたと思われる。
・釈迦の教えは、釈迦の想像で創造されたものではない。
・釈迦が禅定(ぜんじょう)をして、真の悟りを得て発見されたのです。
・そのため今日も多くの仏教僧たちは、毎日禅定をしています。
・しかし釈迦の死後も、弟子達が禅定修業をして悟りを得ようとしていますが、まだ誰も「真の悟り」を得た者はいないようです。
・「禅定」はともかくとして、釈迦の悟とった教えとは何かと調べてみた。
・なぜ、「釈迦の仏教」を学ぶのか・・
・人は、年をとり老い先が見えだしてくると心の平安を求めるようだ。私も同じである。
・今から2500年も前にお釈迦様は、人は「苦」からいかに「心の平安」を保つか、
その方法を教えてくれた。
・私は修行僧ではないし、今の仏教界にも信頼も尊敬も置いていないので
お釈迦様の声からも遠ざかっていた。
しかし年をとると、やはりお釈迦様の教えが知りたくなる。
・お釈迦様の悟りは、あまりにも難解で難しく人々に伝えることをためらっていたようだ。
・それでも人々に伝えてくれた。・・それは何を伝えようとしたのか・・
・お釈迦様のように修業して「悟り」を得ることを求めたのか。
そうではないと、私は思う。
・後世の仏教界では、お釈迦様の解釈にいろいろな雑念や解釈が加わり正確には伝わっていないようだ。
・お釈迦様の教えは、金儲けや争い方でもなく奇跡を起こす方法でもない。
心の悩みを克服し、心の平安を保つ方法を教えてくれたようだ。
・その教えは、直接話された言葉(原始仏教経典)から学ぶことにした。
・原始仏教経典は「スッタニパータとダンマパダ」を中心に学習した。
・学習記録は、音声化してあります。
・またJuniorたちも読めるようマス形で記録しています。
・興味を持ったら、ぜひ聴いてください。
2024/03/記 Ouxito ・
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